結婚準備ノート
〜結婚にまつわるアレコレをガイド〜
第7回 県別の結納(富山・新潟編)
地方によって、しきたりが違ってくる結納。今回は、富山県、新潟県の結納を紹介するよ。

【富山県の結納】
■結納品
富山の結納品は品数が豊富で、北陸では一番豪華で華やかといえよう。富山では、結納金の包みとは別に「御慶粧料」として1〜3割くらいの額を包む。これは、結婚式当日、花嫁衣装の手伝いの費用の一部という意味で贈られるもの。呉西地方では、宝船が付けられることが多い。また「山の幸」として大根、「里の幸」として山芋、「海の幸」として鯛が用意される。結納品は祝い台の上に並べ、床の間に飾る。この祝い台は、白木の片木盆で脚付きのものを使うことが多いようだ。
■お土産
富山では、留袖、洋服などを贈り、現金で渡すこともある。現金の場合は10〜20万円の物を「洋服料」、30〜50万円の物を「和服料」として包む。また、結納の時には、まんじゅう(万寿)をお土産に加えることも。御神前に御神酒や御肴鯛を、御仏前には三種香を用意するのが一般的。
■結納返し
富山では結納返しは、結婚式の当日に挙式前の儀式として行われる仏壇参りのときに、女性側が持参する。男性側から納められた結納飾りの奉書紙などを、新しいものにして納める。男性側から納められた結納品のうち、「御結納」(結納金)、「御結美和」(婚約指輪)、「御慶粧料」は返さないで、御鈴台、御富久(男性の洋服)を加える。

【新潟県の結納】
■結納品
新潟の結納品は、「取り交わす」ものであるため、男女双方が同じ品目を贈り交わすのが一般的。用意するものは、結納品と目録と受書。上・中越では多喜茶をつける。目録の一行に男性側は「御帯料」女性側は「御袴料」と書き込む。新潟ではすべての結納品を一台の白木台に並べて飾るが、縁起物の品目数によって正式と略式がある。正式とされるのは9品目。
■結納返し
新潟では結納返しをよく「半返し」と言うが、お金よりも品物で返す人のほうが多い。お金の場合は「御袴料」と書き込み贈る。品物の一番人気はスーツや時計。最近ではお互いにお金を出さずに指輪と時計というように記念品だけ交換する二人も増えている。


結婚賛歌naviTOP
(C) KCC inc.